ExcelのROUNDDOWN関数の使い方について具体例を交えて説明します。
書式
ROUNDDOWN(数値, 桁数)
関数と変数の説明
数値を指定した桁数で切り捨てした値を返します。
- 数値(必須項目):切り捨ての対象となる数値を指定します。
- 桁数(必須項目):数値を切り捨てた結果の桁数を指定します。
- 桁数がプラスの数値の場合、小数点より右側を指定した桁数+1で切り捨てます(数値10.567を桁数1で計算した場合、10.5となります)。
- 桁数が0の場合、最も近い整数に切り捨てます(数値10.567を桁数0で計算した場合、10となります)。
- 桁数がマイナスの数値の場合、小数点より左側を指定した桁数で切り捨てます(数値5678.123を桁数-2で計算した場合、5600となります)。
使用例
以下が使用例になります。
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 対象数値 | ||
2 | 2468.5678 | ||
3 | |||
4 | 取得したい内容 | 出力結果 | 計算式 |
5 | 1.少数第一位で切り捨て | 2468.5 | =ROUNDDOWN(A2,1) |
6 | 2.少数第三位で切り捨て | 2468.567 | =ROUNDDOWN(A2,3) |
7 | 3.もっとも近い整数に切り捨て | 2468 | =ROUNDDOWN(A2,0) |
8 | 4.十の位で切り捨て | 2400 | =ROUNDDOWN(A2,-2) |
「1.少数第一位で切り上げ」のケースは数値2468.5678を桁数1+1=2の赤字の部分を切り捨てます。その結果2468.3が返ってきます。
「2.少数第三位で切り上げ」のケースは数値2468.5678を桁数3+1=4の赤字の部分を切り捨てます。その結果2468.567が返ってきます。
「3.もっとも近い整数に切り上げ」のケースは数値2468.5678を少数第一位を切り捨てます。その結果2468が返ってきます。
「4.十の位で切り上げ」のケースは数値2468.5678を桁数2の赤字の部分を切り捨てます。その結果2400が返ってきます。
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