【WSL】UbuntuにWordPressをインストールする

WindowsにインストールしたUbuntuにWordPressのインストール方法について説明します。

WordPressインストール手順

WordPressインストール手順

必要なパッケージのインストール

必要となるパッケージは2つです。以下のコマンドを打って、インストールします。

$ sudo apt install -y wordpress mysql-server

ウェブサーバーapache2の設定

URLにアクセスするときに応答をしてくれるウェブサーバーであるapache2の設定をします。

/etc/apache2/apache2.conf に以下を追記します。

AcceptFilter http none
AcceptFilter https none

/etc/apache2/sites-available/wordpress.conf を作成し、以下を記載します。以下のAliasの/blogの部分はwordpressへのアクセス時のURLの「http://localhsot/blog」の部分に該当します。変えたい場合は変えてもOKです。

        Alias /blog /usr/share/wordpress
        <Directory /usr/share/wordpress>
                Options FollowSymLinks
                AllowOverride Limit Options FileInfo
                DirectoryIndex index.php
                Order allow,deny
                Allow from all
        </Directory>
        <Directory /usr/share/wordpress/wp-content>
                Options FollowSymLinks
                Order allow,deny
                Allow from all
        </Directory>

/etc/apache2/sites-available/wordpress.conf に記載したサイト設定を有効にします。

$ sudo a2ensite wordpress

データーベースMYSQLの設定

MYSQLを実行するアカウント用の設定をします。

$ mkdir /home/mysql
$ chown mysql:mysql /home/mysql
$ usermod -d /home/mysql mysql

/etc/mysql/my.cnf に以下を追記します。これはパスワードの強度をOFFにするものです。パスワードを強固なものにしたい場合はこのステップは無視してください。

[mysqld]
validate-password=OFF

MYSQLを起動します。

$ sudo service mysql start

MYSQLにログインします。

$ sudo mysql

以下のコマンドを打ち、WordPressが利用するデーターベースを作成ます。

ちなみにデータベース名が「wordpress」、データーベースのユーザ名が「wpuser」、パスワードが「1234」で作成しています。

CREATE DATABASE wordpress;
GRANT SELECT,INSERT,UPDATE,DELETE,CREATE,DROP,ALTER
ON wordpress.*
TO wpuser@localhost
IDENTIFIED BY '1234';
FLUSH PRIVILEGES;

ブラウザで、「http://localhost/blog/wp-admin/install.php」を開くと、以下のようにインストール画面が表示されるので、必要事項を入力すれば、WordPressが利用できます。