【Word】ガイドや手順書などの一般的な文書の基本的なセクションの種類(例あり)

Wordでセクションを利用しようとしたとき、「一般的にはどんな感じにセクションを分ければいいの?」と思われるかもしれません。

今回は具体的にどういうケースでどういった分け方をするのがいいかを説明します。

セクション単位で設定できる事項

「そもそもセクションって何?」、「セクションは知っているけど、セクション単位で何の設定ができるの?」と思われた方は以下を参照してください。

簡単に言ってしまうと、セクションは書式設定を行える単位です。セクション単位で設定できる内容はページ設定、ヘッダーとフッター、脚注と文末脚注、ページ罫線、文書の保護になります。

セクションの分け方の方針

セクションの分け方の方針としては、セクション単位で上述の設定内容を変えたい単位ということになります。

セクションの分け方(例)

ガイドラインや手順書などの文章でのセクションの分け方は以下をおススメしています。

セクションセクションを分ける理由
表紙表紙にはヘッダー、フッターに何も入れない。
または、入れても他のセクションと異なるものであるため。
はじめに「はじめに」の章がある場合は「はじめに」用のセクションを作る。
一般的に「はじめに」の章はページ番号を振らないことが多く、「本文」
セクションとヘッダー/フッターが異なるため。
目次「目次」がある場合は「目次」用のセクションを作る。
一般的に「目次」の章はページ番号を振らない、または「本文」セクションとは違う
ページ番号を振る可能性があり、 「本文」セクションとヘッダー/フッターが異なるため 。
本文メインの文章が入るセクション。

「表紙」セクションはWordの表紙の挿入するための機能を使えば、勝手に表紙用のセクションが追加されます。

「本文」セクションはさらに分割するときがあります。よくあるのが以下の3パターンではないでしょうか。

  • 用紙は縦横を変えたいとき(基本は縦だが、一部横長の表があるため、横にしたい)
  • 章ごとにヘッダー/フッターの背景の色を変えたいとき
  • 一部分だけ段組みにしたいとき

以上です。

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